年始の醍醐味 福袋

今年も残り僅か、除夜の鐘を聞きながら今年最後の日をゆっくりと過ごす・・と思いきや我が家では次の日、そう!年始の福袋の話題でもちきりである。今年は家族バラバラで用事があり行けなかったが、来年は偶然にも家族の予定が合い、近隣のショッピングセンターに福袋を買いに行く計画が持ち上がったのである。家族構成はサラリーマンの自分と妻そして小学生と幼稚園児の男の子2人の計4人家族である。元々買い物意欲があまりない私は妻の怒涛の「これどう!これどう!?」攻撃にただただ赤ペコのように首を縦に振り、「うんいいね・・うんいいね・・」と呟くだけである。

子供達もこの日だけは妻の財布の紐が緩くなるのを知ってか、普段欲しがらない物まで「これ買って買って!」とせがむ。妻や子供達がこのようにテンションがあがるのには訳があった。それは「事前チラシ」である。今でこそ年始のイベントとしてどこの企業も福袋を取り扱うようになったが、一昔前の日本では「企業は年末年始は休み」というのが当たり前であった。そのため年始から開いている店は少なく、一部の店舗でしか購入が出来なかった覚えがある。

しかし現在は商業施設も増え、各起業も生き残る為に必死なのか年末年始だろうが当然のように元旦営業をしている為、前日までにはどこで何が売っているのかを把握できてしまうのである。私が子供の頃の福袋は何が入っているかわからない言わば「ギャンブル」のようなもので男性の私が購入したものに女性物が入っていることなどザラで、もちろん返品や交換などは一切させてもらえなかった。

しかし今の福袋は入っている中身の内容はもちろんのこと、店舗によっては交換をしてくれるところもある。なのでまだ年も明けていない中、我が家では次の日に買う物を議論しているのである。次の日、年も明け近隣のショッピングセンターに足を運びお目当ての店を順番に回る。

まずは子供達の玩具売場、それから急いで妻の女性服、靴、バッグ・・その他諸々が終了し、最後に私の番である。10時開店のお店で、私の番が回ってきたのが昼食を済ませた後だった。「もう残ってないだろうな」という気持ち通り「福袋完売」の二文字・・なぜなら私は大男のため、サイズXL以上の衣類しか切れないのである。結局私は何も買えず妻と子供の買い物荷物を持って家路に着くこととなった。

我が家で購入したものは妻の洋服×2袋、雑貨屋×1袋、食料×1袋で子供達は玩具のミニドラム缶(もはや袋でない)を購入。約3万円相当と普段我が家であれば買いすぎたと感じる金額も「年始だから」や「中身が多いから」という言葉で収まってしまう。私が福袋について感じたことは、普段会話が少ない家族だが、この時ばかりはワイワイ楽しく話ができる唯一の物として神様がくれたお年玉が「福袋」だと信じております。

今度の年末年始はもうひとつ挑戦したいことがあります。それは、福袋の予約。福袋予約とは最近けっこう流行っているようで、新しい福袋の購入方法として定着しているみたい。今シーズんは福袋予約に絶対挑戦したいと思っています。